埼玉の接骨院・整骨院M&A|売却相場と成功事例を紹介
埼玉県で接骨院・整骨院の売却や事業承継をお考えの院長様に向けて、本記事ではこのエリアのM&A市場の現状や売却価格の目安、実際に成立した事例をもとに詳しくご説明します。首都圏に位置し競争が激しい埼玉エリアならではの傾向や注意点も取り上げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
埼玉の接骨院業界の現状
埼玉県の接骨院・整骨院業界は、店舗数の増加による競争激化と保険診療の厳格化という全国共通の課題を抱えながらも、地域特性を活かした戦略で生き残りを図る院が増えています。埼玉県は東京へのアクセスが良い都市部と車移動が中心の郊外エリアが混在しており、駅徒歩圏内の立地を強みにする院と、大型商業施設への併設や駐車場完備でロードサイド集客を狙う院とで、経営スタイルが大きく異なるのが特徴です。また、保険収入への依存から脱却するため、美容特化の鍼灸整骨院や完全個室のオーダーメイドサロン、リラクゼーション色の強い店舗など、特定のターゲット層に向けた自費診療モデルへの転換も進んでいます。競合が少ない立地を選び、高いリピート率を維持しながら安定収益を上げる院がある一方、単独での生き残りが難しくなった院がM&Aによる統合や承継を選ぶケースも増えており、業界全体の再編が着実に進んでいます。
埼玉で接骨院M&Aが増えている理由
幅広い買い手ニーズに応えやすい埼玉ならではの立地
埼玉県は首都圏のベッドタウンとして人口が集中するエリアと、広大な郊外エリアが共存しています。川口・さいたま・春日部などの県南部では駅近の好立地物件が流通しやすく、郊外では駐車場完備や商業施設内への併設といった車社会に対応した案件が目立ちます。こうした多様な立地条件が、都市部への出店を狙う法人から郊外での独立開業を考える個人まで、幅広い買い手層を引き寄せる土壌を生んでいます。
保険診療の厳格化による収益悪化が売却を後押し
療養費の審査厳格化により、保険診療を主軸にしてきた院の収益が年々圧迫されています。自費診療への転換を図ろうとしてもノウハウがなく、経営改善の糸口を見つけられないまま売却を決断する院長が増えています。一方で、自費診療に強みを持つグループ法人にとっては、既存の患者基盤を持つ院を取得してビジネスモデルを移植できるM&Aが、効率的な事業拡大の手段として機能しています。
人材確保の手段としてM&Aが選ばれるようになった
柔道整復師などの有資格者の採用難は埼玉県でも深刻で、「人が採れない」という課題が経営の足かせになっている院は少なくありません。M&Aであれば経験豊富なスタッフごと院を引き継げるため、採用活動に時間とコストをかけることなく即戦力を確保できます。買い手にとっての人材確保と、売り手にとってのスタッフの雇用維持という双方のニーズが一致しやすい点が、M&Aが選ばれる大きな理由となっています。
後継者不在と多店舗化が業界再編を加速させている
院長の高齢化と後継者不在の問題は埼玉県でも顕在化しており、廃業ではなく第三者への譲渡を選ぶ院長が増えています。また、県内で複数店舗を展開するグループ法人が事業ごとM&Aで引き取るケースも見られ、資本力のある企業による多店舗化が業界再編を後押ししています。
接骨院M&Aの相場埼玉
売却価格の算定方法
接骨院・整骨院の売却価格は、一般的に以下の計算式をもとに算出されます。
売却価格 = 時価純資産 + のれん代(営業権)
時価純資産とは、帳簿上の数字ではなく現時点の市場価値で資産を評価し直したうえで負債を差し引いた、院の実質的な価値のことです。そこに「のれん代」を加算します。のれん代とは、立地の優位性・患者のリピート率・スタッフの技術力など、数字に表れにくい院固有の強みを金額に換算したものです。
のれん代の基準となるのは、正常営業利益(役員報酬や私的経費を調整した本来の事業利益)またはEBITDA(営業利益に減価償却費を加えた、実際のキャッシュ創出力を示す指標)で、倍率の目安は以下のとおりです。
2〜3倍前後:院長やスタッフ個人への依存度が高い院
4〜5倍前後:仕組み化が進んでいる院、複数店舗を展開しているグループ院
ただし、有資格者の在籍状況・口コミ評価・労務トラブルの有無といった個別事情によって最終的な価格は変動します。正確な価値を把握したい場合は、M&A専門家によるバリュエーション(企業価値評価)を依頼することをおすすめします。
| 価格帯 | 案件の特徴 |
|---|---|
| 100万円未満 | 即営業可能な小規模整体院の居抜き譲渡、退店コスト削減が目的の案件 |
| 100万〜200万円程度 | 駅近立地・高リピート率の接骨院、居抜きリラクゼーションサロンの譲渡案件 |
| 300万〜600万円程度 | 美容特化・黒字経営の鍼灸整骨院、有資格者在籍・スタッフ引き継ぎ可能な案件 |
| 1,000万〜1,500万円程度 | 商業施設内の大型サロン、月来院数が多く内装にこだわった高収益案件 |
| 2,000万円以上 | 創業20年超の実績院、鍼灸整骨院と美容サロンを含む複数店舗の一括譲渡案件 |
立地が価格に与える影響
埼玉県は東京へのアクセスが良い都市部と車移動が中心の郊外エリアが共存しており、立地の特性が売却価格に直結しやすい地域です。川口・春日部・さいたま市などの県南部では駅徒歩圏内の物件が高く評価される一方、郊外エリアでは駐車場完備や商業施設への併設が安定集客の裏付けとして評価されます。同じ収益規模の院でも、生活動線上にあるかどうかや周辺の競合状況によって買い手の評価は大きく変わるため、立地は価格を左右する最重要ポイントのひとつです。
高値売却のために事前に取り組むべきこと
売却価格を少しでも高めたいなら、「売ろうと決めてから準備する」では遅いことが多いです。買い手が最も気にするのは「自分が引き継いだ後も、この院は安定して運営できるか」という点であり、特定のスタッフや院長個人に頼らなくても院が回る体制を整えておくことが何より重要です。あわせて、回数券の未消化分など帳簿に載らない債務を事前に整理しておくと、買い手が感じるリスクを軽減でき、結果として評価額の引き上げにつながります。美容特化や自費診療比率の高さなど、埼玉のM&A市場で評価されやすい強みを意識的に伸ばしておくことも忘れてはいけません。経営が順調なうちに着手しておくことが、有利な条件での売却につながります。
埼玉の接骨院M&A事例
埼玉県では、立地や業態・価格帯の異なる多様なM&A案件が実際に成立しています。以下に代表的な事例を紹介します。
【事例①】川口市内・駅近の美容特化院を個人施術家が取得
保険診療から美容鍼や自費メニュー中心の運営に転換していた鍼灸整骨院を、独立を目指していた個人施術家が取得した事例です。駅徒歩数分の好立地に加え、女性客を中心に口コミ評価が高く、リピート率も安定していた点が評価されました。売り手の院長は開業から10年が経ち、体力的な負担を感じ始めていたことが売却のきっかけでした。買い手は前オーナーのもとで一定期間技術や接客スタイルを引き継いだことで、既存の患者が離れることなくスムーズに新体制へと移行できました。
【事例②】越谷市・商業施設内の整骨院を異業種法人が取得
フィットネス関連事業を展開する法人が、健康・リハビリ領域への参入を目的に商業施設内の整骨院を買収した事例です。安定した集客環境と経験豊富なスタッフが在籍している点が評価され、別事業への集中を理由に売却を決断していた院長との条件が合致しスムーズに成約。買収後は自社のフィットネスノウハウと組み合わせたサービスを展開し、新たな顧客層の開拓にも成功しました。
【事例③】さいたま市内・後継者不在による地域密着院の第三者承継
開業から20年近く地域に根付いてきた接骨院の院長が、高齢化と体力的な限界から売却を決断した事例です。身内に継がせる予定もなく、廃業ではなく院を存続させたいという思いから第三者への譲渡を選択しました。固定患者が多くスタッフも安定していたことから複数の買い手候補が集まり、県内で多院展開するグループ法人への譲渡が成立。院長は引き継ぎ期間中もサポートとして在籍し、患者・スタッフへの丁寧な説明を経て円満に新体制へと移行しました。
ウェルネスM&Aの強み
① 接骨院・整骨院の専門知識に裏打ちされた支援
ウェルネスM&Aが手がけるのは、医療・ヘルスケア分野のM&Aです。柔道整復師法や療養費制度、保健所への届け出など、この業界を知らなければ見落としてしまうポイントを熟知したスタッフが最初から最後まで担当します。業界の事情をよく知る専門家が窓口になるため、一から説明する手間なく、的を射たアドバイスを受けながら安心して手続きを進めていただけます。
② 埼玉エリアの市場を知り尽くしたネットワーク
さいたま市・川口市・越谷市・春日部市など埼玉県内全域はもちろん、東京をはじめとする首都圏で事業展開する企業や、独立開業を目指す個人施術家のネットワークを幅広く保有しています。駅近の都市型案件から郊外の商業施設併設案件まで、埼玉特有の多様な立地ニーズに対応できる買い手候補を豊富に抱えているため、条件に合った相手先を素早く見つけ出すことができます。
③ 成果が出るまで費用はゼロ。完全成功報酬で安心
お金が動くのは、譲渡が正式に決まったときだけです。初回の相談から院の査定、買い手候補とのマッチングまで、すべて無料でお受けしています。「本当に売れるのか確かめたい」「相場だけ知りたい」という気軽なご相談も大歓迎です。費用を心配せず、思ったときに動き出せる環境を用意しています。
④ 「知られたくない」を守り抜く情報管理
売却を検討していることがスタッフや患者に伝わってしまうと、現場が不安定になりかねません。ウェルネスM&Aでは、すべての相談内容を秘密保持契約のもとで管理し、情報の取り扱いには細心の注意を払っています。院長が普段と変わらない日常を送りながら、水面下で安心して手続きを進められる体制を整えています。
⑤ 契約後も続く、丁寧な引き継ぎサポート
新しいオーナーのもとで院が軌道に乗るまでの間、スタッフの雇用条件の調整や患者・従業員への説明など、現場で必要なフォローを継続して行います。「長年通ってくれた患者に迷惑をかけたくない」「スタッフの雇用だけは守りたい」という院長の思いに寄り添いながら、引き継ぎが円満に完了するまで責任を持って対応します。譲渡後の運営に不安を感じている方ほど、安心してお任せいただける体制を整えています。
まとめ
首都圏のベッドタウンとして人口流入が続く埼玉県では、接骨院・整骨院の競争は今後もさらに激しくなることが予想されます。そうした環境の中で「院をどう終わらせるか」「次の担い手にどう渡すか」を考えることは、院長としての大切な責任のひとつです。「まだ早いかな」と感じているうちに動き出すことが、結果として納得のいく承継につながることも少なくありません。
埼玉で院の売却や事業承継をお考えの方は、ぜひウェルネスM&Aへお気軽にご連絡ください。秘密厳守・完全成功報酬の安心できる環境のもと、院長お一人おひとりの状況に合わせた最善のプランをご提案します。
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